普通車・軽自動車の車検を受ける場合で、外観で工場を大きく分類すると次の5つに分けてみました。
車検に際して優先したいことや要望は様々ですので、どのタイプの工場が優れているかということは一概に言えませんが、一般的な特徴は次のようになります。
自動車メーカーの看板を掲げたディーラー(輸入車ディーラーを含む)
そのメーカーの車の車検整備を行うに関しては、設備面、技術面とも優れているが、その分値段も高い。面倒なことは嫌いなので、高くても良いから全てを任せたいという人向け。
車検専門店(速太郎・コバック・ホリデーなど)
コストパフォーマンスは一番高い。
車検業務がパッケージ化されており効率的に行うことに特化している。
フランチャイズであることが多く、接客応対などもトレーニングしているが、そのレベルはお店によりまちまち。
専門店とはいえ車検以外のことも依頼できる点は、他の工場と変わりはありません。
車のことは、自分で把握してしっかり説明を聞きつつ価格は安く抑えたい人向け。
中古車販売店併設型
大型店はディラーまたは車検専門店のような特徴を持つ場合もあるが、小型店は会社の姿勢により様々。
車検にあまり積極的でない工場もある。
買ったお店にお任せしたい人向け。
ガソリンスタンド併設型
専任の整備士がいて、工場設備がしっかりしているのであれば問題はないが、小型店で技術の高い工場は少ない。
普段給油している馴染みの店でお任せしたい人向け。
独立系整備工場
小さな工場になるほど職人気質な人が多いが、仲良くなれば色々融通のきく便利な工場。
車が好きで用事がなくても工場に立ち寄り話がしたい人向け。