
【徹底解説】車高をリフトアップした際に何センチまでなら車検に通るのか?

今回は「リフトアップ」と「車検」の関係線について解説します。
車検は安全な走行を確保するため、2年に一度必ず受けなければならない検査です。
普段は気にしないようなカスタムも、車検が近づくと「この状態で通るのかな?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「車高をリフトアップした場合、何センチまでなら車検に通るのか?」という疑問に徹底解説していきます!

本コンテンツはくるなび独自の基準で制作していますが、一部にプロモーションが含まれており、ECサイトやメーカー等から送客手数料を受領することがあります。
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昭和50年創業の岡田自動車株式会社 代表取締役社長。 車検の速太郎 R171向日店 を運営。Googleレビューでは、500件以上★4.8の評価を獲得。事業として、自動車の販売・修理・整備を手掛け、長年の経験と知識で顧客の安心・安全なカーライフをサポート。
地域社会への貢献や環境に配慮した経営を実践し、顧客第一の姿勢でさらなる発展を目指している。
何cmまでリフトアップして良いのか?
結論から言うと、4cmまでのリフトアップなら車検に通ります。
車高においてローダウンであれば最低地上高が9cmという規定があり、車種も問わないのでカスタムしている方を多く見受けましたが、
最近はリフトアップする方が増えているのにも関わらず、その規定はあまり知られていません。
もし 4cmを超えるリフトアップ をした場合でも、構造変更の手続きを行えば車検に合格できます。
ただし、全高が2メートルを超えてしまっていると規格から外れてしまいます。
構造変更手続きについて
リフトアップによって4cm以上車高が上がった場合は、陸運局で「構造変更手続き」を行う必要があります。
- 審査期間:1〜2週間程度
- 費用:印紙代・証紙代込みで約2,000円
- 注意点:手続きをすると「継続車検」ではなく「新規車検」となります
この手続きにより、安全基準を満たしている車両であれば問題なく車検に通すことができます。
リフトアップのデメリット
リフトアップによって次のような問題が発生することがあります。
- ブレーキホースが届かなくなる
→ 専用品やワンオフ品で対応可能ですが、高額になるケースもあります。
こうしたリスクも考慮しながらカスタムを行うことが大切です。
車検での車高の測り方
車検における車高の計測場所は、マフラーのタイコ部分とリアデフ部分で計測します。
自身で車高を確認する際も基準に沿って計測しましょう。
また、タイヤと連動して上下する部品や装置の下端、自由を有するゴム製部品、
樹脂製のバンパーやエアロパーツは車高の計測対象に含まれません。
これは道路運送車両保安基準の細目を定める告知第3節 第163条において定められています。
結論
- 4cmまでのリフトアップは車検OK
- 4cmを超える場合は構造変更手続きで対応可能
- ただし全高2mを超えると規格外
指定外部品を含め4cm以内であれば車検に通ります。
また、4cmを超えている場合でも、構造変更の手続きを行えば通ります!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、「車高をリフトアップした際に何センチまでなら車検に通るのか?」という疑問について解説させていただきました。
車検に向けての準備はもちろん、安全で快適なカーライフを送るために参考にして頂けたらと思います!
そして実際に車検を受ける際は自分にあった最適な業者選びが最も大切です!
「楽天Car車検」等を活用し、予算、希望にあったピッタリの車検業者を見つけることをお勧めします!